• 2020.07.12

（ある1つの視点です）　現在アパレル業界では今迄の製造と販売までのサイクルや製造や店頭在庫過多への疑問が問題視されています。そもそもコロナ騒動の前から問題だとわかっていて取り立てて無かった問題だとも言われています。2020年、価値観が大きく変わり未来に繋がる価値観を見出さなくてはならないのは恐らくどの業界も直面している事でしょう。展示会がon-seasonの半年以上前に開催され、バイヤーさんは千里眼と審美眼を駆使して半年先のセールスを予想しながらオーダーする。そして販売時期プロパ（定価）で販売されるのは数ヶ月、その後セールになる。近年ではon-seasonにセールなってしまっている事も見かけます。メーカーの利益は保たれるかも知れませんが小売店の消耗は想像を絶する物だと思います。

僕等は知っていましたよ。このアパレルサイクルが変だってね

うちのブランドは「今の物を今作り売る、無い物は作る」という考えが最大の個性のブランドです。つまり最低限の在庫しか作らない。その為店頭で求められている時に在庫切れだった場合、その1着を工場で作って納品する事が出来るブランドなのです。自社工場で全て手作りの丸縫い（1着1着仕上げるやり方、流れ作業で作らない）だから出来る事です。なので直営店には見本になる程度と最低限の在庫しかありません（その場で購入希望の方には販売してますのでご安心を）。ご購入のお客様は大半がオーダーになります。勿論体に合わせて微調整もしますので一石二鳥です。僕はこの仕事を始めて10年ですが、ずーっとこのやり方で間違いないなと思っています。
そして2020年、こんな世の中になり問題点は浮き彫りになり小売店の危機感は現実のもとなりました。

そんな中あるブティックのオーナーからお問い合わせがありました
「gogakのシャツを取り扱いする上で、受注生産のシステムを使わせて欲しい」と。

実現する上で色々とクリアーする必要がある話ではありますが、小売店で今必要とされている「卸」の形なのだと思いました
製造側も販売店もリスクを少なくして、協力して販売していくスタイルです
そして、そんな事できるのはウチみたいな規模のマニュファクチャブランドしか出来ないと思います

そこで、gogakuの商品を一緒に販売してくれるお店を新規に募集します
但し、これは特殊な「卸」です。なので「取り扱い店」というよりは「パートナー店」という感じです
在庫を持たず見本とシーズン毎の生地見本でお客様へ提案して頂き、オーダーになれば弊社工場の担当まで毎日報告頂くと言った感じです
あなたのお店にgogakuのオーダー窓口を作っ下さい。
（パートナーとして相応しいかどうかは、バッティングやお店の雰囲気に合う合わないもあると思いますので、こちらで審査させて頂きます）
新規プロジェクトなので最初、年内は3−5店舗としか契約できません、既に2店舗は仮確定なのでお早目にお問い合わせ下さい

気になる方は
gogaku web　　をチェックしてメールにてお問い合わせください
アドレスは
info@trailer-sh.com
へお願いします

やりがいが上がるようにこれからも良い物作りに励みますので宜しくお願いします

gogaku Designer 吉田