dress shirtの研究 ⑥

  • 2019.05.24

[collar:襟]

シャツ美学の集大成といえば少し大袈裟かも知れませんが、シャツを作る上で最もデザインが入る箇所です

つまり、シャツの顔にあたりここのデザインが一般的評価に繋がります

 

今まで僕は沢山シャツをデザインしてきて、色々な襟を作って来ました

10年目になる今はやや小ぶりな襟が多く、ブランドの特徴になってると思います

 

dressシャツの襟は美学がある中でのデザインなので、その中で個性を出すのは小さな穴に糸を通す様な作業です。

 

今僕は自分が0から考えたデザインではなく、スタンダードに綺麗な襟を作りたいと思ってます

 

regular collar    スタンドの高さが3.5cm-4.0cm でポイント(襟先)の長さ7.0cm-7.5cm

襟の開きが75度〜90度の最もよく知られているシャツの襟

 

このザ スタンダードに個性を表現するには美しい型紙を作る事が重要になる

ミリ単位の美学で独自のカットを表現する

後忘れてはいけないのが襟がつく事による全体のバランスや他のパーツとの相性を想像する事

この大きな襟が浮かないようにバランスを取る事が重要になる

 

限られた表現の中で個性を出す難しさ

今はそれをやってみたいと思う